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徒然音楽日記(新) Saxophone - Yuki Yoshio

日々の活動の記録

Founders優勝おめでとうございます

自分のための日記。

今日は人生初の野球応援へ。
人生初の東京ドームだったし、スポーツにあんなに夢中になって応援出来たのも初めてだったかもしれない。
やっぱり、自分の人生の中で面白い事見逃して生きてきたんだなあと後悔。今日気づけたから良しだけれども。

人の心を動かせる事柄は、音楽だけではない。
当然のことなのかもしれないが、自分には理解が難しい感覚「だった」。
今までに音楽以外に感動を感じたものといえば美術作品全般くらいだった。それくらい、自分の感動のストライクゾーンというか、興味の範囲というか、視野というか、そういうものが狭かったと思う。

「感動とは、共感である」と言った人がいる。
まさに、その世界だと思った。
全員で同じ方向を向いている、今までだって事実はもちろん分かっていたが、でもやはり生で、しかもそれが大の大人が、本気で向き合ってる姿ってやっぱり全然、こちらに迫ってくるものが違うと思った。
野球をプレーしている人だけでなく、応援団、チア、観客、もちろん自分たちも含めて、本当にその場にいる全員が、味方の勝利を願って本気で声を出す。
以前、外から見ていた自分の目は冷めていた。
しかしこのプロジェクトに参加して目は覚まされた。自分で体験した世界が見せるものは全く違った。

なんだか、言葉に残しておくのも勿体ないような感情、それはなんだか音楽の一番の魅力にどこか似ている気がしたし、自分も音楽が続けられる限り、目指す一つの到達点のモデルを見出したような1日だった。

出来るならまたやってみたい。楽しかった。
誰かと本気で、 音楽と何かで、協力し合えるって、すごい面白い。応援以外にも出来ること無いかな?



これからもっともっと、自分でも面白いことを探したいと思ったし、パワーもたくさんもらえた。明日からも頑張ろう。

サックスらしさ、クラシック音楽らしさ


今日はバッハを練習した。
誰の悪口でもないが、サックスは表現が「出来すぎてしまう」楽器だと思う。
そして、古典作品やバロック作品を演奏することはとても大切だが、ロマン派作品もちゃんと勉強しなければいけないとも最近強く思う。

音楽史の知識だけでなく、演奏して得る感覚を大事にしなければ、「サックスらしい」音楽になってしまうのだろう。

ゴトコフスキー:協奏曲 の第3楽章のリステッソテンポ分からん問題

Gotko1.png

リステッソテンポが書かれずに拍子の分母が変化した時には、やはりテンポ記号に変化がなくともテンポを変えるものなのだろうか。

ゴトコフスキーの協奏曲の第3楽章の、練習番号H前後。
この曲のもとのテンポ設定は付点四分音符=116で設定されているが、場所によってリステッソテンポの指定があったり無かったりする。

理論的に考えてしまえば、色んな可能性が出てきてしまう。
元々のテンポ指定の基準にするものに合わせれば、付点四分音符をリステッソテンポと解釈して四分音符を同じ速さで演奏するだろうが、曲の流れの事を考えると、16分音符=16分音符のリステッソテンポの方が自然に感じる。
youtubeにいくつか音源があって、参考にしてみるも、演奏者によってバラバラ。

近いうちにまた演奏するので、自分なりにもう少しはっきりした答えを出さなければならず、迷ってしまっている。

方向転換

先日の演奏が終わってから、練習する曲が総入れ替えし、また冬から年度末に向けて準備していく曲も決めた。
複数曲用意したが…ちょっと王道(古典)モノに偏りすぎている気もするので、理想はあと1-2曲現代ものをやりたいと思っている。なかなかすぐには良い作品は見つけられないので、アンテナは強く張り続けるようにしたい…。
何度でも聴きたくなるような現代作品を探しているが、結構難しいところで、何度も聴けばだんだん魅力も分かってくるが、そこに至るまでに聴くモチベーションを維持できるか…とか。
そもそも、選曲したなら自分自身で、その作品の魅力が1回で伝わるように努力するべきなんだとも思う。(もちろん、今の演奏者たちが努力してないとか、そういう事を言ってるわけではなく。自分がこれから意識していこうと思っていることの1つ)

研究演奏一回目終了

7日の出来事であるが、研究演奏だった。

これはヴィルトゥオーゾ学科の年2回の試験のようなもので、公開の実技試験だ。
先日からたびたびブログの記事に書いていたが、今回はサクソフォーンから様々な情景や想像を具体的な音にして空間に演出していく・・・みたいな事を目標に取り組んできた。

演奏した曲目は、西村朗氏の「水の影」、デクリュックの「ソナタ嬰ハ調」。
西村作品に関しては、自分が勉強している初期の段階から、この曲はこれからもっと広まる可能性をたくさん含んでいる、本当に音楽的で素晴らしい作品なのではないか?と1人で思っていたが、今回の研究演奏によって、その考えに少しだけ自信を持つ事が出来たような感じがする。
文章でなく、演奏でこの曲の魅力をもっと広く伝えたいと強く思った。なんかそういうこと出来ないかなぁ。。
ライブ録音も一応あるにはあるのだが、暗譜した事もあってクオリティもあまり高いとは言えない。
これは難しい所であるが、音楽は本当に生ものなんだなあといつも思う。録音を聴くのか、生で実際に聴くのかでは全く抱く感想が変わってくると思う。
…うん、やっぱり自分で演奏する機会を作る方がいいかもしれない、、またやろう。
もっと具体的なイメージと、多彩な音色で表現出来る余地があると思う。

デクリュックに関しても、皆に、自分が力を入れた部分を認めてもらえた点に関してはとても嬉しかった。
個人的にはもっとやりたいこともたくさんあったが、本格的に力を入れてから時間も少ない中で作っていった所もあったので、その中では結構頑張れた方なのかなとも思っている。
ただ、前の記事で書いた通り、とても思い入れの深い曲だった。本当に良い曲だなと思いながらいつも吹いたり聴いたりしているが、まだまだ、出来る事はたくさんあると感じた。もっと深く音楽していきたいと思う。

のど元過ぎればなんとやら、だが、本当にこの3ヶ月間はかなり自分でも無謀な生き方をしてしまった。
そのせいで何度も燃え尽きたり、諦めたくなったりもしたが、これはこれで良い経験だと思う。
何しろ、今しか音楽は出来ないのかもしれないのだから。ちょうどいいくらいかもしれないし、きっと未来の自分から見たら、絶対に今が人生で1番幸せな時間なのかもしれない。
もちろん、今の自分は未来の自分が幸せに生きられるように、音楽に向き合っているわけなのだが。

この夏休み中にやりたいこと(自分に足りていない事)も、2年生になって今に至るまでに見えてきた。
少しずつでもいいから、しっかりと着実に、前に進んでいきたい。
そして、もっとしっかり、人に楽しんでもらえたり、人に聴いて良かったと思ってもらったり出来る音楽を出来るようになりたいと思う。

次の本番もしっかり本気出して望みたい。
研究演奏に関しては、伴奏してくれた乗田さんはじめ、指導して下さった先生、研究演奏の会場設営して下さった先生、審査して下さった先生、来てくれたお客様全員、遠くにいながらもずっと応援してくれた人、皆にほんとに感謝してます。
良い友達、先輩、後輩たくさんいて幸せです…笑 これからも仲良くして下さいm(__)m
皆々様これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

今までの頑張りがどれほどだったか分かりませんけど(エモーショナルな論文できました。笑)

明日は、ヴィルトゥオーゾ学科に転科してから初めての研究演奏だ。
自分の転科の一番の目的だったと言える。明日を含めて6回だが、この3年間で30分吹ける本番が6回も保証されるなんて事は、他の大学でもなかなか無いのではないだろうか?自分が調べてないだけかもしれないが…。

まあ、そんなわけで明日は…2年生になってから、1番演奏したかった曲たちを演奏する。

1つは、西村朗さんの水の影。
もう1つは、デクリュックのソナタ。

これは転科する前の話、自分が仮に転科出来たら、この研究演奏で、ドビュッシーを取り上げたいと思っていた。
それは、自分が今回の研究演奏に向けて、サクソフォーンが出来る多様な音色の表現と、自分の得意不得意、技術の許容量など考えた時に、もっとも現在の自分にマッチしている曲だと思っていたからだ。
ドビュッシーを取り上げられなかったのは平たく言うと時間制限の関係で、これがもう少し長ければおそらくプログラムに足していただろう。音楽史上重要な作曲家であるドビュッシーの作品は、傑作でないとしてもサクソフォーンの歴史にとっても重要な作品なのだから。
何様だという感じの愚痴なのは分かっているが、書く。ドビュッシーのそのインスピレーションはおそらく、彼の頭の中の風景から来ているものだろう、感動するがしかし少し物足りなさを感じてしまうのだ。
おそらくそれは、彼が言うように、サクソフォーンの用法や、サクソフォーンの音からのイメージを具現化するキッカケが少なかったのだろう。本当に残念なことだ。もちろん、作品が残っているだけでも本当に幸運なことだと思う。
デクリュックは、音楽史上全くマイナーな作曲家であるが、選曲の際に、彼女が明らかに弦楽器的な用法をサクソフォンに求めた点と、各楽章の表題という点に強く興味を惹かれ、選曲するに至った。彼女は、サクソフォーンという楽器に、弦楽器の表現という、具体的なイメージを持っておそらくメロディを書いた。そして、各楽章の表題に関しては言うまでもないが、
デクリュックのイメージする情景をより説得力溢れる演奏で表現できる点において、自分がしたい演奏を実現するのに近さを感じたのだった。
比較できるものではないが書法こそドビュッシーの方がさすが、と言えるが、やはりその音色に対する具体的なイメージ性というのは、デクリュック作品の方が広がっていたのだろうと思う。
これは余談だが、デクリュックのソナタは自分がまだ中学生の頃からずっと演奏したいと憧れていた曲である。楽譜も初めて原先生のCDを聴いた時感動してすぐにお小遣いを崩して買った。あまりにも気に入った曲だったものだから、ずっと持ち歩いていた記憶もある。そんなこんなで今その楽譜は色褪せ、汚れもつき、パート譜面もあまり綺麗とは言えない状況になってきてしまったが、ここにきて、その楽譜でやっと人前で演奏できるのが本当に嬉しい。
この曲は、自分がサクソフォーンで表現したい音楽とともに、昔からの強い憧れも深く、含まれていると思う。

一方、以前から憧れの強かった、前衛的な書法が多く見られる作品で、理論ではなく感覚で楽しめるクラシック音楽というものを、いわゆる現代音楽作品を媒体としてチャレンジすることもしたかった。
実はこれも、当初は水の影ではなく金子仁美さんの気泡という作品を取り上げようと思っていた。
どちらも楽譜を見ただけで選曲に至ったので、こちらの選曲理由はもっと単純で、水の影が無伴奏作品であった、ということだ。
これは個人的なお話だが、やはり無伴奏作品はピアノが含まれる作品とは比較にならないほど、無伴奏奏者の力量と、人間性や価値観が現れるものだと思っている。
自分がどんなものに感動し、何に喜び、何に憤りを感じるのか。大切にしているもの、蔑ろにしてしまっているかもしれないもの。
自分が信じて突き進む「正解」「自分の芸術」、その自分自身に挑戦したいという想いがあったのだと思う。だから、敢えて人の力を借りずに、自分の腕のみで芸術に挑戦する、無伴奏曲を選んだのだろうと思う。

明日の演奏は、自分の昔からの憧れでもあり、今の自分の価値観と未来への挑戦でもあるのだ。

自分にとっても大切な試験だが、お客様にとっても大切な30分間だ。いつも心掛けているが改めて文字に書き起こしておきたい。絶対聴いて良かったと思ってもらえるような演奏にしよう。頑張ろう!🚩

2016後半戦

まず、学内のつぼみコンサート終演しました。ありがとうございましたm(_ _)m

このコンサートは例年、年に2回行われる学校内のアンサンブルおさらい会のようなもので、入間キャンパス(おそらく?)最後の演奏会となった。
自分からしたら、まだ始まりなのだから、より職員の皆々様には頑張ってもらいたいものだが(キャンパス移行等もあるから大変なんだろうけど)、まあ自分たちでもっと動くのも大事ということか…。

今回は、ラージアンサンブルに挑戦したく、オーケストラ作品を編曲して臨んだ。
本当はもっとやりたいこと、行動を起こしたいことたくさんあったが、制限時間などのこともあってベストな形のものとはいかなかったが、このようなチャレンジが出来たということは自分にとって大きな経験になったと思う。

この価値観が多様化してる時代、音楽芸術だって、(音楽やる人がいうものではないが)「こんなの音楽じゃない!」が音楽の時代なのだから、そういう実験やぶっ飛んだことをもっと受け入れる体制を大学こそ作るべきだと強く思うのですけど…どうですか音大さん。笑
個人的に学校は失敗できる機関だと思っている。学校の中で、失敗して、違う方法を試して、失敗して…そういう中から出てきた本当に種類の少ない、自分の中の成功を外に出したいと強く思う。
だから、今回はラージをやった。
が、やはり準備の仕方が間違っていたのかもしれない。ただ、この間違いもやはりやった後じゃないと気づけなかった。だから今回の本番も、行動の起こし方を知る上で大成功だった。

さて、演奏の内容は以下の通り。

モーツァルト:フィガロの結婚序曲
チャイコフスキー:イタリア奇想曲
(アンコール)マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲

サクソフォーンアンサンブルでオーケストラ作品を演奏する、となっても、マスカーニ以外の作品はラージ編成では初ではないだろうか?(他のところやってたらごめんなさい)

感想は、もう本当に単純なのだが。
難しかった。笑
それだけだ。オーケストラの表現に耐えうる表現力や技術、それを完成させる難しさ等を感じた。
編曲も自分自身でしたが、多分そのクオリティも関わっていると思う。大学に入って様々な曲の編曲をしたが、やはり元がオーケストラのものはめっちゃ難しい。管弦楽法とかちゃんと勉強した方がいいのだろうか…。

…まあ色々思うことはあるが、一緒に演奏してくれたサクソフォーン専攻の皆さんももちろん、聴きに来てくださったお客様、つぼみコンサートを主催してくれた学友会さん、管理してくれている教職員の皆さん、関わった皆様に感謝です。m(_ _)m

この月末と月頭、思うことがありまくって書きたいことがたくさんある。また書く。笑