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徒然音楽日記(新) Saxophone - Yuki Yoshio

日々の活動の記録

月末のバッハ/吉尾、センスについて語る

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今日は4時間にもわたりパガニーニ・ロスト合わせ。
アイデアにあふれた充実した時間だったと思う。試験やコンクールなどプレッシャーの多い本番がかなり続いていたが、久々にポジティブな気持ちでお客様と対面できそうだ。音楽家としてこの辺、いつでも楽しみになるほどの自信に満ち溢れていればよいのだけれども。
この本番に限らずだが、本当に、共演者には恵まれていると思う。
ソロの演奏でも、素晴らしいピアニストがいつも一緒に演奏してくれるし、アンサンブルでも楽しい仲間とともに音楽ができる。感謝しなければ。感謝というよりも、たぶんそれを音にしてしまえるのが一番なのかもしれないが。頑張ろう。。。

合わせの後は今日はひたすらバッハをさらった。
いわゆる現代音楽を演奏するときに必要な才能として、メロディを感じ取る力が必要であるというふうに誰かが言っていたが、バロック音楽に関しても似たようなことが言えるように思う。
つまり、たとえばバッハなら同型反復の中に活きたメロディを見出したり、声部の工夫をしたりということは当然しなければならないように思う。
しかし、サクソフォンという音楽表現が表出しやすい楽器ではただわかりやすいように演奏するだけでは表面的な演奏になってしまうことも少なくなく、どの程度表出させるか、という具合に関する問題はとてもデリケートで難しい問題だ。
それも含めてセンスなのかもしれないが、いささか感覚的なだけでは自分としては不安になってしまう部分がある。

しかし、センスとは才能ではないということは主張しておきたいし、自分自身はそのように信じている。
センスを磨くというのは、言い換えれば自分自身で判断すること だと思う。
誰も頼れない中で、自分自身の信じる方法や考えを主張し、それを実行することが、センスを磨くということだと思う。
もちろんそれは漠然とした方法ではある。具体的には、知識を集めたり、自分や相手のことを知ることだったり、とにかく感覚ではなくて頭の中や言葉にできることを極限まで増やすことだと思う。
もちろん、それだけにとらわれてしまってもいけない。そのバランスも含めてセンスだ。

正直に書こう。自分は、理論と感覚なら、最後に勝つのは音楽においては、感覚だと思う。つまりセンスだ。
しかし、自分が常に知識や理論を広く求める理由は、この方程式があるからこそ成り立つ。
つまり、自分は根底に、磨き続けた知識が最後には、最後には必ず感覚だけではたどり着けない、知識と感覚のハイブリットな境地にたどり着けるということを信じている。 

三月も頑張ろう!!楽しいことたくさん。

Kapustin Duo For Alto Saxophone and Cello op.99

2月分の記事で1つ書き逃しがあるようなので、1つ曲紹介の記事を。



カプースチンは2017年現在も健在のロシア人クラシック音楽作曲家であり、ピアニスト。
ただのロシア人作曲家だと思ったら大間違いだ。この作曲家の面白い所は、ジャズとクラシックの融合をかなりハイブリットな形で実現させている。
ジャズの語法は音符の中に、クラシックの語法は堅牢な音楽形式の中にはっきりと見て取る事が出来る。
融合と思いつけば当然の流れのように思えるかもしれないが、これを「ハイブリット」な形で音楽に真に書き表せた作曲家は彼が初めてではなかろうか?(もっと早くに出来てる人いたら教えてください)
自作自演のCDも多い。代表曲はピアノのための8つの演奏会用エチュードop.40等が挙げられる。
個人的には変奏曲op.43(だっけ?)も好き。
サクソフォンの協奏曲(op.50)も書いているが、こちらの作品は割と大人の雰囲気を醸し出している秘曲で、まだあまり広くは知られていない印象だ。
元々カプースチンの作品はショット社の輸入楽譜で取り扱われており、それほど日本での知名度は高くなかったが、数年前からプリズムという出版社が広く取り扱うようになり、日本でも爆発的に広がったと言えるのではないだろうか?

このアルトサックスとチェロのためのデュオ op.99は20世紀末に書かれた曲で、かなり意識して無調的な色彩を全面に出した音楽と言えよう。第1楽章なんか、チェロの前奏から増4度(聴いててあんまり綺麗じゃない響き)全開だし、その編成だけでなく音楽の無いようにも大分面食らう。
神秘的な2楽章を経て、最もカプースチン的といえる作風を持つのが第3楽章であろう。
ドライブ感溢れるチェロに、自由(のようでしっかりと設計された)なメロディが展開されていく。

この曲はショット社から出版されている。
人さえ揃えばいつか取り扱ってみたいものだ。難しいんだろうなぁ…。

2月振り返り

2月は、走るように過ぎ去ったが上旬には試験があり、中旬にはおさらい会があり、自分のしたい事、実験してみたい事を端から端までとにかくチャレンジで乗り切った。
下旬に入ってからはとにかく自分の練習と三月以降への準備に時間を使っていたら、あっという間もなく月末である。

2月分の編曲は今の所完成度が50%くらいで、実はこれが間に合うかどうかがかなりグレーである。なんとしても今後のメンタルのためにも終わらせたいと思う。

練習法や、自分自身をルーティンのように動かす工夫もいくつか試してみた。
上手く行っている事も、上手く行ってない事もあるが、色々な事を試しながら生きている実感はあるので、多分無駄にはしていないと思う。
三月は時間管理をかなり徹底して行いたいと思う。
と、いうことで、三月は…自分の生活時間割を作成しようと思う。
とにかく、自分自身がどのように時間を使いたいのか、しかし実際に時間をどのように使っているのかを徹底的に管理したい。生活ペースの心理とかも分析出来たらなあと思う。
練習がルーティンで支配出来ても、生活がルーティンで支配出来なければ一定の高いクオリティの練習時間は確保出来ない。時間管理。一ヶ月で解決出来るほど簡単な問題ではない(特に、決まった時間に起きるのが本当に苦手なのだ)が、これは本当に死活問題だ。解決したい。

結局は、自分との約束をいくつ守れるかが、自分の自信にも繋がるし、これからの将来を少しずつ方向付けていくのだと思う。

色分け譜読み

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ある友人の工夫にヒントを得て自分もやってみることにした。
これは音符を色分けすることによって読むのが難しい音を素早く判断することができるようになる便利な手法。
本来サクソフォンは持っている音域が狭いのでこのような工夫は必要ないのだが、新しく取り組む曲で、運指と実際の音がかなり複雑に変わる曲があるので、色分けを応用してみている。
結果、大幅に脳内の反応速度が上がったので、これはやってよかったことかもしれない。

さらう曲はかなり多く、そこそこに大変ではあるのだが、かなり自分自身がやりたいことを時間をかけながらできている感覚があって楽しい。
来年度は自分にとってさらに別の経験をたくさん積む年になるだろう。今から楽しみにしっかり準備したい。

昨日の夜気づいたが、お酒飲んですぐ寝ると次の日声が出ない。やめたほうが良いようだ。笑

父の誕生日

25日は用事が済んだらすぐに帰路へ。
通学路の途中で家の車に迎えに来てもらって、家族で外食へ行った。
というのも、父が誕生日だった。49歳だそうだ。

本当は自分の都合で、自分はいけないかと思っていたのだが、わざわざ時間と場所を都合してくれた。
父の誕生日なのに、全く頭が上がらない。

本来、親の誕生日なのだから、ステーキの一食くらいご馳走してあげるくらいのことは絶対にするべきなのだが、そんな経済力があるわけもなく、酒の席で酒を飲まずに帰り道に車を運転するくらいしか、今は出来ることがないのがとてももどかしく感じる。
音楽を学ぶことは大変にお金がかかる。まだ大学も二年間もあるし、コンクールの費用も手伝ってもらっている。
ここまで好きなことを極めさせてくれているのだから、どうかして、音楽で、いや、最終的な手段はなんでもいい、でもできたら音楽で、両親を安心させるなり、しっかりと恩を返せるよう一層の努力をしていきたい。 続きを読む

タテンション

今日もパガニーニ・ロストの合わせ。
ここ最近の本番の中で最も合わせを丁寧にやっている曲だと思う。
それくらい時間をかける必要がある曲だと思うし、実際それくらいやってやっと面白くなってきたという感じだ。
なかなか奥が深い。

そういえば、数日前、かなり無理をしてタブレットPCを購入した。
移動中もスキマ時間でアレンジをしたかったし、今の携帯電話のストレージが拡張できない+拡張が絶望的という代物だったので、音楽もまともに入れることができなかった。
そういうのをすべて解決できてしまうので、思い切って買ってしまった。二月三月と練習も頑張らなければならないが、バイトにもかなりしっかりと時間を費やさなければならなくなった。まあ、頑張ろう。
実際、目に見えていろんなことが出来るようになったから、買い物としては大正解だと思う。
キーボードだったら、ブログの文字をたくさん書きやすい。
二月も終盤であるが、編曲で様々な曲に手を出しているので一曲もまだ完成していない。今日のうちに一曲終わらせたい。

触発の日

今日はバイト先の友人から案内をいただいていた東京都美術館へ、東京都内の専門学校の卒業制作展を観覧してきた。
同世代ながら(ながら、という言葉のチョイスが正しいのかは分らないが)自分では想像しえないような世界がたくさん広がっていて、良い刺激を受けられたように思う。
同世代だからこそ共感できるようなデザインや企画だった、ということもあるのかもしれないが、自分とは極めている分野が違うとその発想にも大きな違いがあって、改めて、
芸術を音楽のみで判断してしまうことの危険性や、色々なきっかけから可能性が広がっていくということを自分の体験を持って実感した。

実は以前は美術というものが全く分からなかった。重要だということはわかっていたが、言葉にできないことが自分にとってストレスだったし、それを言葉にできるはずもないと思っていた。
音楽は言葉にしえないものを無理やり言葉にしたり、あえてそれをしないということをしているのにもかかわらず。
芸術というものは本当に不思議で必ずしも言葉にする必要などどこにもない。
ただ、感覚でよいと思ったものや感動したものに、時間を奪われるだけで心地よい。
しかし、それでもいいのだと思えたのは、やはり美術を授業でしっかり勉強した去年あたりからだと思う。

その絵には、何が描かれているのか、、、当然の質問と答えかもしれないが、これを正確に、そしてその裏まで読み取るのは難しい。
しかしそれを推測したり、当時の思想などとリンクさせながら想像したり、思いにふけることは、正解がない芸術だからこその楽しみだと思う。

我々音大生もそうなのだが、この卒業制作展でも思ったこととして、作品のPR力というもので、作品の印象が大きく変わると感じた。
インパクトを感じ取ってもらえるための絶妙な調味料と言おうか、我々でいう楽曲解説がそのような部分に当てはまっていくと思うのだが、素人目線から見たときに、どれだけ芸術を芸術ではない言葉で表現するのかというのもとても大切なことなのだと感じた
何にしろ面白かった。
というか、ティッツィアーノ展も期間限定で開設しているそうな。見たい。 

練習の日

今日も練習の日だった。
自分の個人練習のみだったので比較的やりたい練習がスムーズに出来たといえるだろう。
最近デザンクロを再びさらい始めているのだが、以前とはまた違うイメージが最近浮かび上がるようになってきた。仕上がりが楽しみだ。

そして最近、自分の奏法少しずつ変わっているのか、リードがとても薄く感じるようになってきた。
かといって、アルトでV12の4はさすがに危険すぎる選択のように思うので、奏法のほうでうまく調整していきたいと思う。

アンサンブル力

今日もパガニーニ・ロストの合わせをした。
面白い仕上がりにしようと準備している所だ。

実は昨日少し大きな買い物をした。自分の今年の目標を達成するために大きく前進出来るためのツールだと思うので有効活用したい。
ああ、どうして今日バイトがあるのか…😢

今日

今日は色々な場所を歩き回った。楽しい日だった。
2年後期に入り始めてからひしひしと感じ始めたインスピレーションの不足を、少しずつ補充しているような感じだ。

最近記事のクオリティが落ちていると昨日記事にしたが、おそらくこれは考えている方向性が毎日同じで、ある1つの答えを何日にもわたって探しているからなのだと思う。
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