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徒然音楽日記(新) Saxophone - Yuki Yoshio

日々の活動の記録

記録13

現地時間4月29日20時30分。
あと三時間足らずで、パリを発つ。
本当はパリ市街を探検したかったが、トランジットの時間がとても短かったので諦めた。
今は空港内を探検ののち、パンを食し休憩中。
そして多分、あと2つで旅の記事は終わる。

本当に楽しかった。楽しみに出かけたわけではないのだが、でも、本当に素晴らしい経験だった。
自分にとって本当にかけがえのない経験になったと思う。本当に行けてよかった。

もう、パリから東京へのフライトでは、日本に戻ってやるべきことの準備や編曲をしていると思う。
現実は残酷だが、自分はまた日本での日常で、演奏家への夢をかなえるための準備をしていかなければならない。
しかもコンクールで、まだまだ努力が足りていないことも結果で出てしまった。
だから、また一から頑張ろう。本当に、本当に経験できてよかった。
関わってくれた日本人チームの皆さん、新しい友達、審査員の皆様、日本から応援してくれたみんな、そして、この場に来るためには両親の力と協力が不可欠だった。本当に良い経験ができた。
感謝をささげるすべての人に、何か一つでも返せることができるように、より一層の鍛錬に励みたいと思う。

記録12


最後の朝焼け。
朝焼けの風景や空気感が好きで、どうしても日が昇る直前から出かけてみたかった。
そしてそれが最後の朝に叶うことになった。
願わくば日の出…と思ったが、それは残念ながら叶わずだった。

夜の街頭と室内灯の雰囲気、空の明るさ、赤さ、青さ…夜に冷やされた風、朝に暖められた空気…様々な空気感が交錯する感じが、この世界の全ての矛盾を可視化しているようで、面白い。



誰もいないイェラチッチ提督広場。



美しい街並み。街頭の光と、陽の光が共存する少ない時間。


旧市街の裏道(?)。
床のタイルが、現代と以前の二種類あった。
矛盾、共存つながりでパシャリと。


旧市街と中心部をつなぐ道。
西洋の建造物は本当に美しい。

朝早くに歩いて良かった。気づいたことたくさん。
鳥がたくさん歌っていること。日本とは比べ物にならないほどに。
聖マルコ協会は5:45に鐘が3回鳴ること。
朝早くに全然お店がやっていないこと。 (お陰で朝ごはん食べられず1時間以上街を歩き続けるという最終的に苦行みたいな事態に陥った、しかも結局今日の朝食「一平ちゃん夜店の焼きそば」)

いよいよ今日から明日にかけて日本へ帰国。
まだ少し時間もあるので、行けたらどこか行こうと思う。

記録11



先ほど、コンクールのファイナルが終了。
わざわざ、文面に起こす必要が無いほど、全員が素晴らしい演奏だった。
そして、自分がファイナルに残って演奏するということが、現状からどれほど遠い所にある事なのかというのも理解した。
努力の方向も量も、違っていたし足りなかったのだと思う。
運もある。しかし、そういう事でどうにかなる次元ではないと思う。
音楽、音色、発音、振る舞い、覚悟や努力も含めて、まだまだ足りていない。全てが。
自分の目標が何なのか、そのためにどう努力するべきなのか、自分が誰かに出来ることは何なのか、それを実現するためにどうすれば良いのか。何を考えるべきなのか。
ちゃんと一つ一つ答えを見つけて、自分と誰かの共通の願いを叶えていけるようになりたい。

なんだか、比較しようのない素晴らしい演奏をした4名に、これから優劣が付けられてしまうということが、自分も参加していたコンクールにも関わらず他人事のようだが やるせない気持ちになってしまう。
当たり前のことなのに、そのような感情になってしまうということは、やはりまだ自分にはこのようなコンクールを受ける覚悟が足りていなかったということだろうか。

まあ、一旦忘れて、レセプションを楽しむことにする。ちょっとは面白い人間にならなければ。😅

記録10

今日は1人でまったりと散策。
残念ながら空は雨模様。

旧市街へ赴き、失恋博物館へ。
皆で行った時はお土産しか買えなかったので、今日は1人でじっくりと館内体験。

館内撮影可だったので、1番心に残った展示物を。


戦時中、捕虜になってしまった時寄贈者が出会った、初恋の物語と共に寄贈された手紙。
捕虜になっていた3日間。その短い時間に彼らは出会い、恋に落ちた。しかしその3日間しか一緒に過ごせなかった、そしてその後会うことも叶わない彼女。この手紙すら、渡すことも叶わなかった。
当時10歳くらいの子供の文字だ。
多分、4色のボールペンを使い分けて、書いている。宛先の彼女の名前をカラフルに彩り、文末には、罫線に関係なく、大きく、しかしか細い文字でI love you.と3回。
幼いながら純粋に誰かを思う気持ちに、少し感傷的になってしまった。良いものを見た。

今は旧市街の近くにあるカフェでひと休み中。


この後はどこ行こうかな…☺
美術館もたくさんあるから少し歩き回ってみたい。
夜はノクタ本選。なんだか本当に複雑な気持ちだが、楽しみだ。
いつか自分もあの舞台に立てるように、しっかりその光景を目に焼き付けておきたい。

記録9


昨日のハンバーガー。

昨日はセミファイナルの演奏を聴いた。
10人。
中継で聴いたり、生で聴いたり色々だったが、全員違う強みがあって、そういうものが自分はこれから何があるだろうか?とも思ったし、そもそも自分自身の演奏する音楽は、一つの間違いに対するリスクが非常に高いということも実感した。
そして、コンクールという場に求められている音楽や、その準備のことなど、改めて様々なことを考えさせられることにもなった。
普段自分たちが研究演奏でやっていることは、あくまで自分の演奏と表現に対する興味を聴衆と共有する場であって、聴衆や審査員の判断は二次的なものといえる。
逆に演奏会では、聴衆の満足度こそが一番に優先されるべきで、そしてコンクールでは、やはり審査員にいかにして評価されるか、という点まで含め様々なシーンに合わせて曲作りや音色作りなどの準備をする必要があるのだと思う。

ただ音楽的技術的な完成度を上げるだけでは全く通じない世界なのだと思う。自分自身の中で音楽を完結させていただけだと思う。(そもそも、動画に上げたとおり、勿体ないミスばかりしてしまった。これは暗譜やめといた方が良い演奏だったな😅)
あとは、能力平均5段階の4では全く意味が無い。5段階の5にさらに10が必要だ。
これはこれからなにか自分に出来ることがないかを探して準備したいと思う。

記録8

昨日、結果が発表された。
残念ながらセミファイナルに進むことはできなかったがよい経験ができた。

昨日の演奏がアップされているので、せっかくなので貼付けておく。
課題は多い。ここからしっかりとまた一つ一つ積み重ねて、技術を磨いていきたい。

一曲目、ペルガモの「答えのない質問 II」
それほど技術的に難しい曲ではないが、音楽的に不思議なキャラクターを持った楽曲だった。
個人的にはモノオペラのような感覚の演奏で挑んでみた。
この曲、演奏の直前に知ったのだが、クロアチアの音楽の英雄的存在?への追悼曲らしい。
そのように献呈が書いてあった。
楽譜の細々な指示が意外に多く、その制約の中でキャラクターを表現するのは少し大変だった。
コンクールなので、楽譜のルールは完全に守らなければならない。難しいところだ。


二曲目、バッハの無伴奏チェロ組曲第4番BWV1010 よりプレリュード。
とにかく解釈勝負。ああ、書きたいことが多いから後日書こうと思う。


三曲目、デザンクロ「プレリュード、カデンツァとフィナーレ」。
音楽的にも技術的にも本当に難しい曲だと思う。
この曲でかなり課題が見えてしまった。技術的に特に足りていないところがかなり見えてしまった。
これに関しても後日詳しい自分の感想は書きたい。
 

 

記録7

昨日は自分の1次の演奏が終了した。
予選ながら周りのレベルの高さに圧倒されかなり稀なレベルの緊張が続いたが、メンタルコントロールと自己暗示、本番前のルーティン作業でどうにか本番中は普段以上に冷静に演奏できたと思う。それでも逆に集中力が低かったような気もするので、このあたりのバランスは難しい。
1次に関してはすべて暗譜で挑んだ。
最後の最後まで不安で迷ったのだが、失敗して後悔するか、よりも暗譜しなかった事を後悔する方が嫌だったので暗譜にした。
昨日の演奏はライブ配信され、さらに後日 演奏の動画はAdolpesax.comで公開される。ライブ配信を見てくださった方々、時間も変な時間だっただろうに、ありがとうございました。m(_ _)m
通ってるか通っていないかまでリアルタイムでブログに書かなければいけないのはしんどいが、そのへんも含めて踏ん切りつけてちゃんと書きたい。結果発表はこちらの時間で午後。(日本では夜)

記録6


コンクール会場のザグレブ音楽大学。
なんだかS🐾音楽大学の匂いを感じるオブジェもあった。笑


今日のザグレブの街並み。快晴。
毎日本当に見ていて飽きない、美しい街並みだと思う。



今日は自分は演奏するので皆さんとは別行動でブランチ。とてもオシャレなカフェ。

そういえば名札の名前が間違っていた。
まあ、気持ちは分かる。うん。

いよいよ今日の夕方、日本では深夜の23:40頃だと思うが、演奏だ。
本当にもう周りの方々が上手すぎて良い刺激をたくさん受ける。
自分も楽しんでその仲間に加わることが出来るようにベストを尽くしたい。

記録5

昨日はまず朝市へ。
朝市いいですね、寒いけど安い。寒いけど。
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生きててよかった!という感想ばかり出てくる光景だ。頭の中でとても感動していた。

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その日のお昼はハンバーガー。モッツアレラチーズはさんでるハンバーガーって珍しくないですか??
イタリアンバーガーなるもの。モッツアレラチーズ大好きなのでたまらない一品だった。
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夜はレモンビールというものを初めて飲んだ。飲みやすく、水もなく初めて一瓶全部開けてしまった(今日の朝の頭痛ひどかったw)。以後気を付けたいものだ。

今日の朝からついにコンクール開始。
他の参加者の演奏を聴きながら勉強。
審査員の反応を見ていると、どこかで間違えたかということはあまり問題にされていないような印象を受ける。
たとえば、日本で音楽の勉強をしていると、完成度やクオリティに関することにかなり重きを置いていてそれ自体は全く悪いことではないのだがそれによって評価が分かれるところが多い。しかし今日のコンクールでは音楽的な価値観を見られている気がした。
もちろんその中にはクオリティや完成度のことも含まれるが、それ以上に音色や、発音や音程、さらにそれ以上に音楽的なセンスや言葉にできない領域の何かを求められているように感じる。
そもそも、人間なのだから偶然起きてしまった間違いくらいしょうがない!みたいな空気感すら感じる。
それは全く怠惰な意味合いではなく、そういう意味での暖かさというか、寛容さを感じる。
ミスとか、完璧とかそういうことだけに囚われずに、自分自身の中の本質的なものにもっと目を向けて音楽に集中出来たらいいなと思う。
そもそも、自分自身も音楽の途中で間違えたとか間違えなかったとか、そういうことに気を取られながら音楽を聴いたり楽器を吹いたりしていること自体が少し悲しいと思う。^^;
ミスは無ければ良いな程度のものにとどめておきたい。ほんとに。
時間がある限りいろいろな人の演奏を聴いたが、素晴らしい方ばかりだった。
この中に混じって演奏するのは緊張するが、楽しみでもある。
明日の夕方が本番になる。自分もベストを尽くして、そしてまだただの予選であるがここまで連れてきてくれた両親や協力してくれた友達、支えてくれた様々な人に感謝の意も込めて演奏したい。

サボってすみません

また後で書きます😅
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