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徒然音楽日記(新) Saxophone - Yuki Yoshio

日々の活動の記録

虚数iという存在について

本当にお恥ずかしながら、音楽ばかり勉強したもので、一般的な教養など知らないことの方が多いために、人生の面白いことにほとんど気づかず生きているのではないかと思ってしまうことがたくさんあって、それはどうにかして少しでもいろいろなことを学んで豊かな教養を身につけたいと思っている。
さてそれで今日は本屋をめぐっていて、大人の教養コーナーみたいなところを歩いているとふと数学の本が目に留まった。

数学というと、自分は数学を学んだのは高校1年生までで、しかもそのころにはもう数学は大嫌い科目であった。
解けない。理解が出来ない、数字の美しさに惹かれることがあっても、それが美しいだけで文字の上に自由に踊らせることは夢のまた夢のような存在であった。

で話を戻すと、やっぱり一定数は存在するわけですよ。
基礎からやり直す数学とか、一か月でマスターする小中学校の数学とか。
もう、そういうのからやりなおしてもまったく問題ないくらい、数学から遠く離れてしまった人間なのだが、それにしてもそこから勉強するのはやはり人間なので、ちょっとしんどい、と。
出来れば、解の公式のことなどはもうあまり考えたくない、、とか、笑
まあ、だから、解けなくてもなんとなく概念の内容を知っているものは、とりあえず今は置いておこうと。
で、ふらふら本を眺めていると、虚数に関する本があって、それに惹かれた。
虚数というと、ツイッターでたまにネタにされていることでしか知らなかった概念で(そう、高校1年の間でも習わないこの虚数!)
これなら自分の知らない(理解できるかどうかは置いておくとして)世界のことが書いてあるのではないかと。
もう、なぜそれに惹かれたかというともうそれは明確で、見出しに、

虚数を使った世界一美しい数式とは?
ありもしない数をなぜ学ぶ?何の役に立つ?
足して10、かけて40になる二つの数とは?

と、もう私の興味を掻きまわしまくる魅力的な文章の数々が存在していたからだ。
買っちゃったよね…まあ自分への投資だと思って買っちゃったよね…。

ちなみにこれです。
Newtonライト『虚数のきほん』 (ニュートンムック)

ニュートンって科学系の雑誌だと思っているだけに、こういう数学のことを取り扱った本が存在しているのは知らなかった。

で、内容若干ネタバレなんですけど、個人的なこの本のクライマックスは結構前半の方にあって、
それは、
「答えのない問題」が、いつも新しい数を生みだしてきた

という言葉で。

うん、素晴らしい。
答えを明確に表せないところで諦めずに新たな概念を生み出していく姿勢というか…なんというか伝わりますでしょうかこの感動を。

ちなみに買って1時間。読了して今ブログに書いている。
理解するかどうかは置いておいて、それくらいで読み切れてしまうくらい本当にライトな本なのだが、面白かった。
こういうところから興味惹かれると、少しは数学を勉強しなおしてもいいかもしれない。

さあ、今度から音楽の練習で立ち止まった時に言いまくろう。
音楽の答えは虚数のようなものだと・・・(もう自分の考え方の安直さに自分で感心するし寒心する)

自分が1000時間さらってたら多分あの人たちは2000時間さらってるんですよ

試験が終わった。
30後も音楽が続けられて、かつある条件を満たした場合この事は記事にしたいと思う。このマイナスで釣る感()笑

結論を一言で言えばもう、上手くなれるように頑張る、以上。

レパートリーの布石は揃ってきた。はず。
今に見てろよ絶対上手くなるからな!
(という感じの試験でした、お察し下さい)

危機感と楽しみと



急遽本番直前レッスンが中止になり、自主的におさらい会。
自分はもちろん試験曲を。

最近音色について人並みに思うことがあり、音色に強くフォーカスを置きながら演奏した。

シュミットはとにかく自然かつスムーズな流れを作りながら、音色の種類を多様に使うが、特にその中でも音程感と音色の明暗の関係性を意識しながら吹いた。
例えば、暗い音色で吹きたい部分は息の流れ方や速さを工夫する訳だが(もちろんほかのこともあると思う)、その際に音色が変わった時に音程まで無意識に変えてしまっていないかという部分は今までの自分には見落としがちな部分だったように思う。
より多面的に音楽を見つめながら演奏できるように技術を磨くことは必要だと思った。

ミクションは、とにかく演奏への慣れがまだ、まだ足りないと言ったところかもしれないが、敢えて意識するのならば、やはりいかにしてリアルとバーチャルを混ぜられるか、というところに意識が行くように思う。
さすがに無生物(?)とのアンサンブルは初めてなもので、それはやはり1番低い次元でいえばタイミングを合わせるというところから始める訳だが、それだけでない、例えば生演奏とCDでの演奏が決定的に違うように、そのような異質なもの同士を「混合」、つまりミクションするということは、どのようなことなのか、という事は常々考える。
考えようによっては、自分自身が機械の一部のように吸収され、歯車のようになったり、逆に機械から生まれる無数の噪音が自分の歌のバリエーションを無限に広げる翼にもなり得るわけで、そのバランスの駆け引きというものはライブエレクトロニクスの面白さと言っても差し支えないかもしれない。
そしてこの試みは、音楽だけでなく、この社会における様々な文化の繁栄に対する課題の答えの1つになり得る可能性にすらなるのではないか?とすら思っている。
まあ、少なくとも今現在そこまでの影響力やカリスマを持っているわけではないが、自分自身の音楽哲学というか、そういうものに対して色々なことを考える良いきっかけになっていると、この経験を通じて感じている。

もうインぺトゥスはもう、難しすぎ。以上。笑


そんなわけで今日はおさらい会ののち、ピアニストに付き合ってもらって猛特訓。
へとへとになったが、自分が演奏したいと強く思う曲にへとへとになるまで向き合える毎日というのは、様々なリスクがありつつもなかなか楽しく幸せなものなのかもしれない。