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徒然音楽日記(新) Saxophone - Yuki Yoshio

日々の活動の記録

ソプラノマウスピース雑感



先日、ソプラノのマウスピースを買った。
半年前にSelmer S90-180を購入したが、もちろんそれもこれからも使っていくが、どちらかと言うと自分が吹くと室内楽的な響きがしているため、逆に個人のカラーがハッキリ出るようなマウスピースを選んでみたいと思った次第。

今回は、Vandoren Optimumシリーズから、SL3,SLR,SL5、そしてV5シリーズのS15を用意していただいた。
いつものことながら数が多くありがたい。
久々にたくさん選んだのでレポートを書きたい。
このブログに正確な情報を求める方はそれほどいないとは思うが、一応。この記録は、吉尾の主観であるので、この情報の内容は責任を負えない。
オープニングとフェンシングのソースは公式ページ。試奏時のセッティングは、M/Oと、Vandoren Traditionalの4。楽器はSelmer serie2。


Optimum SL3
オープニングは1.14mm,フェンシングはML。
印象はAL3にかなり似ていて、全音域でかなりまろやかな音色。ただ今回必要なマウスピースとはコンセプトが異なったので、あまりたくさんは吹かなかったが、セルマーを元々吹いていた方からはここからが入りやすいと思う。

SL4
オープニングは1.23mm、フェンシングはS。
急にかなり開きが大きくなっただけあり、必要な息量はかなり増す。
フェンシングの短さ故、音こそまろやかではあるが、輪郭がかなりハッキリするのが面白いが、扱いはかなり熟練させる必要があると思う。

SL5
オープニングは1.25mm。フェンシングはS。
結論から言うと、マウスピースはS15を買ったのだが、それの感覚に一番近いものを感じた。
ホームページによればこのマウスピースに相性の良いリードは青箱も3.5までとなっていたが、お構い無しに4で吹いた。が普通に吹けた。
マウスピースのポテンシャルを正しく引き出した、とは言えないが、オプティマムシリーズで選ぶならこれかな、というのが正直な感想。
かなり息量が必要で抵抗もそこそこに強い。
以前、自分はアルトでAL5を使っていたことがあって、これに似た感覚を感じた。デザンクロのような音楽にかなり向いていそうなマウスピースだ。

V5series S15
オープニングは1.23mm、フェンシングはS。
前述したSL4と基本的な情報が一緒であるが、詳細な部分に違いがあるようだ。(今度調べてみます…)
ただ、旧版のVandorenのマウスピースカタログを見ると、SL4はS15をベースに開発したという記述が残っており、それに加えて、「オプティマムのデザイン」という言葉もあった。
今回マウスピースはこのS15にしたわけだが、やはり音色の振り幅の大きさが魅力的であった。雑音との付き合い方などはやはりとても難しそうではあるが、それは奏者の実力と努力に委ねられるものだし、そのへんの腹は括ることにした。
ちなみにSL4よりも抵抗が少なく、比較すると音はこちらの方が少し明るい。
Vandorenマウスピースは扱いも難しいが、1日試奏しただけで決めたものが必ずしもずっと良いものでもない、気がするのが本当に難しいポイントで(かなり繊細なマウスピースたちだと思う)、特に使いこなすまでの期間はつらい部分も多い気がする。

今回は運良く良いマウスピースに出会うことができ、吉尾のメモによると、
全音域にかけて音色が基本的に良く、
抵抗感は他のS15よりも少し軽めで、
低音域は少し乱れるがコントロールの範疇でどうにか出来そうで、
(今のところそれほど使いもしないが)フラジオ音域がかなりコントロールしやすい
マウスピースに出会った。(それを買った)
S15マウスピースは15本くらい吹かせていただいたが、個体差も大きく、その違いが本当に面白くて、2本くらい買って使い分けたいくらいに思ってしまった。笑

やはりマウスピース選びは本当に楽しいし、面白い。
リードなんかはいつも選ばなければならないので死活問題(笑)であるが、マウスピースは確かに個体差やコンディションのこともあるが、そんなに頻繁に変えられないという事情が逆に面白さに深みを増しているような気もした。

さて、自分の好みのセッティングにしたということは自分の至らない部分を外的要因に依せることが出来なくなるわけである。頑張らなければ…!

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